アサヒ・アート・フェスティバル2009
グランドオープン・パーティー

プロローグ

 今日は、楽しみな気持ちと少々不安な気持ちが入り混じった複雑な気分。訪れた場所は、浅草雷門から歩いて数分のこの場所。

 ビルの屋上に「炎のオブジェ」が乗っていてものすごく目立つ建物、“アサヒ・アートスクエア”です。
 今日(6月20日)はここで「アサヒ・アート・フェスティバル2009」のグランドオープン・パーティーが催されます。
 ご招待状をいただいたため、のこのこやって来たわけですが、冒頭に申し上げたように実はちょっと複雑な気分なわけです。

 それは何故かと言うと・・・。

発端

 そもそもパーティーの招待状が私のところに届く予定はまったくありませんでした。当然です。私たち公共情報センターは、フェスティバルに参加しているわけではありませんし、アサヒビールと何らかの取り引きをしているわけでもありません。つまりアサヒビールにとっては、まったく無関係な相手なのですから(私の方は週末の晩酌時に長年お世話になっていますけどね)。
 しかもアサヒビールの社会貢献活動に関する私の知識はと言えば、アート関係のことを熱心に行っていることはかろうじて知っていたものの、具体的な活動内容は何も知らないというレベルの低さでした。

 ところがたまたま今年の2月に、企業の社会貢献活動について取材しなければならなくなり、取材依頼をさせて欲しいと何社かにお願いしたところ、きちんと対応してくれた企業のひとつがアサヒビールでした。実際に取材をしてみると取り組み方が非常によかったため、俄然興味を持った私は取材の最後に、ぜひ「アートフェスティバルのグランドオープン・パーティーには呼んでください」とお願いしてあったわけです。

 「なんだ自分からお願いしたなら、喜んでお伺いするべきじゃないか。複雑な気分なんて何気取ってんだ」というお叱りの言葉が聞こえて来るようですが、もちろん複雑な気分になってしまったのにはそれなりの理由があります。

不安の発生

 私は日曜の夜にときどき、NHK教育チャンネルの「日曜美術館」という番組を見ます。その5月31日の放送で「混浴温泉世界」という別府で開催されたアートイベントが紹介されました。

 番組で見る限り、このイベントは最悪でした。しかもどうやらアサヒビールが、このイベントにはだいぶ関係しているようなのです。
 もしかすると、アサヒビールがやりたいことってこんなことなのか?

2009年6月28日(日)