旧石器時代はまだ、人間が地上にまばらに存在する時代でした。いまから約5万年前のフランスには、2万人程度のネアンデルタール人しかいなかったとされています。地球全体で数えても、人口は1000万人くらいだったようです。ある学者が「どこを見ても動物が闊歩し、人の姿がほとんど見えない時代」と表現したこともうなずけるでしょう。当時の人びとは狩猟と採集で暮らしを立てていて、じゅうぶんな食料を得るには広い土地を確保する必要がありました。
【図説 世界の歴史(1) J.M.ロバーツ 著 創元社】より抜粋
2009年5月7日現在、世界の人口は67憶8000万人ほどいるらしい。5万年前と比較すると678倍・・・。
「人間は増え過ぎだ!」と言いたいところですが、自分も67憶8000万人の中の1人であることは動かし難い事実であるため、へたにそんなことを口走ろうものなら「じゃあまず、お前が死ね」などと言われかねません。